親しい君との見知らぬ記憶

著:久遠 侑 イラスト:Tiv

君を必ず救い出す。たとえ何を失おうとも——。

『親しい君との見知らぬ記憶』12.29 ON SALE!

STORY

序章  世界の見るひとつの夢

僕と優羽子は、小学校4年生のころに塾で知り合った。少人数の塾はみんな仲が良くて、僕にとっては居心地がいい場所だった。塾のみんなとご飯を食べたりプールに行ったりするのも楽しかった。小学校最後の夏休み、僕は優羽子に誘われてキャンプに参加する。そこで優羽子と手をつないだ感触に、僕は不思議なときめきを感じていた——。

第一章 知らない記憶

高校生の幸成には、経験したことがないはずの記憶がある。街を歩いていると、ふと既視感に襲われたり、知らない子どもたちの姿が脳裏に浮かんだり。同じ子どもたちが出てくる同じ夢を繰り返し見ることもあった。ある日幸成は既視感に導かれるように、夢の中の少女、優羽子と出会う。彼女もまた、初対面であるはずの幸成の記憶を持っていた。

第二章 運命か、確率か

一度も会ったことがないのに、共通の記憶がある幸成と優羽子。ふたりは、既視感のある場所へ実際にふたりで行ってみて、『記憶のかけら集め』をすることになった。そうして何度か会っているうちに、幸成と優羽子は強く惹かれあうようになる。

第三章 ここではない世界から

幸成と優羽子は、それぞれ希望する大学に進学し、恋人として付き合い始めた。そして4年——学業も私生活も、全てが順調に思えたある日、それは起こった。優羽子が突然、意識不明で入院してしまったのだ。原因も対処法も分からず、ただ深く眠っている状態だというのだが——!?

同じ夢を共有する二人の、ある奇跡を辿る物語——。

CHARACTER

  • 中山幸成

    子どものころから物理や科学が好きで、物理学者をめざしている青年。

  • 福原優羽子

    音楽が好きで、小学校の先生か中学の音楽の先生をめざしている。

  • 福原祥平

    優羽子の父親。高名な物理学者で、新方式の量子コンピュータの開発に携わっている。

COMMENT

  • 久遠 侑先生

    これは、2020年から2030年にかけての10年間を青春期として過ごすキャラクターたちの小説です。リアリズムの筆致を基本に、夢と現実、あるいは人が生活の節目で出会う沢山の可能性の重ね合わせを感じられるような作品を目指しました。青春小説としての楽しみだけでなく、物理学やテクノロジーから取材したストーリーの仕掛けの面でも驚きや意外性のある作品になっていると思います。ぜひ読んでみてください。

  • Tiv先生

    はじめまして、Tivです。本作のイラストを担当させていただきました。このお話、幸成からすごく丁寧に語られている周囲の風景は、すぐ身近にありそうなぐらい懐かしい感じですが、今より少しだけ未来という舞台と、そこから二人に起きるできごとが、「夢」のように近いような、遠いような、不思議なときめきでいっぱいでした。そんな気持ちを込めて描かせていただきました。

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