『トリア・ルーセントが人間になるまで』

著:三田千恵 イラスト:ペイント娘

その身に救済を宿した少女トリアと小国の王子が辿る、ドラマチックファンタジー!

『トリア・ルーセントが人間になるまで』NOW ON SALE!

STORY

病に伏した父を治す秘薬を手に入れるため、兄の特命によりサルバドールとの取引に臨んだジンドランの第二王子ランス。そこに現れたのは、抜けるような白い肌と銀色の髪、深く青い瞳を持つ美しい少女トリア・ルーセントだった。

自らを「薬」と名乗る彼女とともに王都マキシムを目指すランスだが、トリアの護衛であるロサに「トリアに恋をさせて欲しい」と懇願され!?自分自身には人間としての自由も価値もない、そう考えるトリアの心を溶かし、「ルーセント」ではなく「トリア」として、彼女に生きる幸せを与えたいと願うランスだが——。

CHARACTER

  • トリア・ルーセント

    サルバドールで《世界の救済》の使命を受け継ぐため、3つめの「薬【ルーセント】」とされた少女。その存在すべてが傷や病を治す薬である。

    「私は人が神から賜りし、ルーセント。あなたは神の祝福を得られた幸せな方。私を得て、大きな救いを得るでしょう」

  • ランス・ジンドラン

    小国ジンドランの第2王子。兄、姉とは母親が違う庶子だが、家族に愛され生きてきた心優しい性格。幼馴染のアーニャに心を寄せられている。

    「僕にとってはただのトリアだよ。君のことがもっと知りたいんだ」

  • ロサ

    トリアとともにネムスの森に現れた女性。長身に赤褐色の短い髪で、背中の弓に加え、多くの武器を隠し持つ、トリアが信頼する護衛。

    「自分は、トリア様に恋をしていただきたいんです」

  • ダミアン・ジンドラン

    国王である父の病のため、ランスに今回の任務を命じた第1王子。女性に間違われることもあるたおやかな容貌で、妹のアデラに似ている。

    「深くは聞かずにこの命を受けてくれ。お前にしか頼めない」

COMMENT

三田千恵先生

こんにちは。三田千恵です。『トリア・ルーセントが人間になるまで』は、私が初めて書いたファンタジーのお話です。世界観や言葉使いにも気を付けましたが、一番力を入れたのは女の子たちをかわいく書くことです。ペイント娘様から素敵に描いてもらった幸せ者のトリア達ですが、文章の方でもかわいく思ってもらえたら嬉しいです。よろしくお願いします!

ペイント娘先生

イラスト担当のペイント娘です。原稿を頂いて、とても綺麗なファンタジーだなと思いながら読み始めましたが、冒険が進んでいくと共に、皆の過去と真実が次々と明かされて、最後まで一気に読んでしまいました。楽しい時も悲しい時もあり、トリアの泣いているシーンを描いていた時私もつい泣き出してしまいました。一番印象的なシーンはやはり究極の「薬」の正体が明かされた時ですね。ランス、トリアそしてロサにとって、すべてを懸ける最大の冒険になるでしょう。愛情、友情そして、家族の絆がたっぷり味わえますよ。